お灸の種類も色々あります。
もぐさを捻って施灸するやり方、写真のように簡単に
セルフケアでも使えるもの。
火を使わないお灸「太陽」はダルビッシュ選手が投球前に
自身で貼っているとSNSで発信し世の中に広く知られたものです。
火を使わないのでご年配の方でも安心して使っていただけます。
お出かけの時に持ち歩けて、急に冷えを感じる時に役立ちます。私自身も必ず持ち歩いています。
小さな丸い形の台座灸。黒い先端のものは炭でできており煙が出ません。が、熱いです。
他にもアロマの優しい香りのものなどほんとにたくさんあります。
ただもぐさの香り自体にも効能がありご自身で好きなものを使うのが一番だと思います。
これは塩ともぐさです。この二つを使い塩灸をします。
かなりお疲れの方の施術で使っています。
お臍の上に施灸するのですがお塩を1㎝ほどの厚みの上に
もぐさを置くので熱くなくじんわりと温まります。
美容鍼の方であってもご希望の方には塩灸をプラス料金で施術させていただいております。
お臍の下には小腸がありお臍を温めると小腸の吸収が良くなります。ご自身でもお腹を温めるセルフケアは皆様にお伝えしています。
女性の体は冷えやすいのです。子宮や卵巣が影響しています。
その他、腹部には大腸、小腸などの臓器がありますが働きが悪くなると血流が悪くなり冷えます。
ホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れから生理不順、更年期障害、卵巣や子宮の病などに関係しています。
そんな女性の体にはお灸が最適です。
下の写真はもぐさを使ったお灸です。
体感は人それぞれ。最初は小さく捻り施灸します。全て燃えないうちに私の指で蓋をして熱がダイレクトに伝わらないようにします。
これを知熱灸と言います。そうして個人の熱の感じ方を判断しています。温かさやちくっとした感じを感じてもらうまで行います。
この知熱灸をしてコリや痛みのひどい箇所には細い竹筒をかぶせて指圧の効果を上げる竹筒灸もします。
お灸も鍼も体中にたくさんするわけではありません。
皮膚表面に反応のあるツボだけに行います。お腹にお灸をして足元の温かさを感じる方も多く離れた場所に作用します。
お灸に慣れた方はもう少し熱くしてと言われる方もおられますが、お灸は心地よく感じるのが良いのです。サロンでは痕が残るような
熱いお灸は致しません。
お灸の効果は持続性がありますが、ご自宅でもして頂くと慢性の症状にも効果的です。施灸場所は人によって違いますのでお教えしております。特に女性はご自身が感じておられるよりも腹部に冷えのある方が多いです。腰や足のむくみにも影響してきます。お体全身を施術していくことで流れが良くなり足が1センチも細くなって驚かれる方もいらっしゃいますが体形まで変化するのです。
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